「エアポート投稿おじさん」または「エアポートおじさん」は、自分のツイッターやFacebook等のSNSに今空港にいる事やこれから何処かに出発するかなどを書き込む人達の事を揶揄
する用語です。
あまりよく知らないおじさんが空港にいたり何処に行くのかはあまり興味がないという意見を「日刊SPA!」が報じ広まった言葉です。
20代女性の意見として「誰も望んでいない」「意味がわかりません」という声があったとのこと。
元の記事には「エアポート投稿おじさん」と表記されていますが、ツイッターなどで拡散される際に、投稿がない「エアポートおじさん」でも広まったため、現在「エアポート投稿おじさん」と「エアポートおじさん」の2つの表記があります。
「おじさん」という事で中年男性を指す場合が多いものの、特に性別関係なく上記のような行動をする方に対して使われます。
2018年5月に報じられ、各種ポータルサイトにも掲載されるとツイッターなどネット上でも話題になりましたが、まだ知名度はそれほど高くない段階であり、SNS特にツイッターをあまりやらない方はほとんどの場合知らない事が多いです。
以下では更に詳しくエアポートおじさんを見ていきましょう。
エアポートおじさんの行動パターン
エアポートおじさんの行動パターンや特徴は以下のようなものが挙げられます。
見た相手側、特に若い女性の意見としては「うんざり」「何がしたいのか、言いたいのかさっぱりわからない」という感想になるようです。
- 「○○へ旅立ちます」という投稿と共に空港を背景に航空券を手で持った写真をアップ
- 空港の写真と一緒に「さて、これから私はどこへ行くでしょう?」というクイズ形式の投稿
- 時刻の表示されたフライト情報の写真と共に「○○を離れます」という書き込み
- 飛行機の見えるレストランなどで食事と滑走路を写して「やっと一服できる」などのコメント
いずれも「どこ行くんですか」などの質問が欲しかったり、空港にいるときの高揚感、自分は特別といったアピールをしたいという気持ちや自己顕示欲が見られますね。女性にはバレバレとのこと…
「エアポートおじさん」の使い方
エアポートおじさんは上記のような行動をしている対して使われる言葉であり揶揄・悪口に当たるため、直接その相手に対して言うことはなく、あくまでそういった投稿を見ての感想や意見として持つだけになります。
実際に使う場合はエアポートおじさんの意味を理解した上で、あえて自らを「エアポートおじさん」と表現します。
ツイッターなどでは以下のような使われ方をしています。
- 今の写真、エアポートおじさんになっとるかな?
- エアポートおじさんやっちゃうか今日は
- 完全にエアポートおじさん
- 空港写すだけでエアポートおじさんとか嫌な時代や
- 本日のエアポートおじさん
- 2杯目 #エアポートおじさん
「エアポートおじさん」という言葉の響きとインパクトが受けたようで、結構見かけたります。
また、空港の写真をどうしてもアップしたい時など、投稿した後にエアポートおじさんと思われたり言われてしまうかもしれないので、その予防線としてハッシュタグなどに記載する事もあります。
※写真は羽田空港(2018年5月撮影)
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